●レシピ

旭化成 雑誌広告 イラスト・手書き文字
掲載誌:ノンノ セブンティーン
黒の水性マーカー 線描きで納品
手書き文字のお仕事はこれが初めてでした。
10代の女の子の文字に見えるようにと、、
書き慣れない文字を連続して書くのは
見た目より大変ですが、
文字を書くのは元から大好きなので、
カンプ仕事ばかりの合間に
楽しい作業でした。
レシピは、クリックでズームすると
(少しボケてはいますが)
ご覧いただけると思います。
雑記 更新しました
もうすぐバレンタインデー
準備のほうはいかがでしょうか? バレンタインの回文、長いです。

● バレンタイン 回文

乙女心を踏みにじられて、、、
男子が想像もつかないくらいファッションショーして、キラキラで来たのにネ。
バレンタインのお題はむずかしかった~
真正面から「バレンタイン」に挑戦! ンイタンレバ !? 作りにく~い
唯一言葉に見えた タン レバ から、肉だけにどんどん肉付けし長くなってしまった。
こんなの作っておいてなんですが、私は簡潔な方が好きです。
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回文のお話のつづき

● 回文の作り方

回文の作り方、なんてえらそうに言ったけど、考えたら私、誰かに教わったとか
作り方を見たことなどなく勝手に手探りで作り始めたし、
それで段々コツをつかめてくる過程もまた楽しいので、余計なお世話かも、、?
でも、せっかくなので(何がせっかくなのか、、)私なりのまったく自己流の
基本的手順を、ここでのデビュー作「妻どかす門松」の時を例に、お話ししますネ。
まず、広いくくりでテーマを決め、連想で出てくる言葉を片っ端から書き出します。
 
例えば「お正月」をテーマにしたなら、元旦、元日、新年、あけましておめでとう、
今年もよろしく、年賀状、お年始、お屠蘇、お雑煮、おせち…と、いくらでも
出てきますよネ?これを平仮名かカタカナで書き出してみます。
このとき、セットで、逆からの言葉も書くのです。
(逆さ言葉を、元の言葉の前に書いた物と、後ろに書いた物)
例えば「元旦」なら、とりあえず、
  
ンタンガ ガンタン    ガンタン ンタンガ   と書いて、
心を研ぎすませ、なにか浮かんで来ないか、ながめてみます。
土台のパターンは、「ンタンガ○○ガンタン」か「ガンタン○○ンタンガ」
または合体型の「ンタンガンタン」か「ガンタンタンガ」この4つしかないのです。
 *訂正*ガンタン のように、その言葉の中に回文が内在(ンタン)する場合は、
     「ガンタンガ」という短縮型が成り立ち、5パターンになります。
     
○○には0文字~何文字でも、それと同時に両端に、アレコレつけ足してみながら
仕立て上げていくわけです。とてもアナログな作業です。
慣れてくると、すべてを書き出さずとも頭の中で少し試して、
使いやすい使いにくいの勘が効くようになりますが、
取り上げた物を煮詰めるのはやはり泥臭い作業。これが楽しいのです。
ワンタンガイイガンタンワ(ワンタンがいい元旦は)とか、
イイガンタンカンタンガイイ(いい元旦簡単がいい)とか、
「ンタン」の前にワ、カ、他にもタ、コ、マ、など付けて作っていけそうだし、
ねばり強く頑張れば、どんな言葉からでも作れない事ないかもしれませんが、
けっこう私が大きなコツに思うのは、ダメそうなら、または気が乗らないなら
スパッとあきらめ次に行くこと。その為に、言葉出しの連想力が生きるのです。
捨てるのは、少し試してからネ、思わぬ拾い物もあるから。
作りかけをしばらく放置もいいです。あとで見たらひらめくことも。
私はガンタンもオトソも「スパスパとパス、パス(回文!)」して、
門松の ツマドカ カドマツ で、ワォ!と発見したわけです。
たった1文字「ス」を入れるだけで絵が浮かぶ言葉になるのですから。
この、絵が浮かぶ、というのもポイントかも。
あと、言葉や、文字の種類(漢字、かな、カナ)にも脳が反応しやすいように
ニュートラルに、できるだけ柔軟にしておきましょう。(そんな大層なものか?笑)
「ツマドカスカドマツ」も「アツキマメマキツア」も、その中に漢字や単語が見えなかったら、そしてその絵が浮かばなかったら、意味のないものとしてスルーしてたかもしれないです。
思わず長くなってしまいましたが、参考になったでしょうか、、?
今度の火曜日には、バレンタインデーをテーマに作って発表しますので、
よかったら、皆さまも作ってみませんか♪
ところで、チョコの逆はコョチ?それともコチョでいいの?
回文のルールってあるのかナ?と調べてみたところ、、
濁音(ガギグゲゴ等)、半濁音(パピプペポ)、 拗音(キャ、シュ、チョ等)
促音(ッ)などはすべて普通のカナ文字と同一として考えることが多いのだそうです。
は行とば行とぱ行、「つ」と「っ」、「や」と「ゃ」などが、
逆から読んだ時に発音が入れ替わっても問題なし、と。
ただし、回文作家の中には(そんな作家があったのか!?)これを嫌い、
発音まで完全に回文にすることにこだわる人もいるとのこと。
嫌うというか、そのようなルールと知らずに揃えていました。今頃そう言われても、
やはりなるべく揃えてしまいそうです、、。
「ヲ」と「オ」もよく、「。」「、」「!」「?」も適当に入れていいそうです。
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昨日のつづき

● 私と回文 つづき

高校に入ると、覚えたての麻雀やアマチュアロック(観る方)に興味が移り、
ノートに書いてまでもの言葉遊びからは離れていたのですが、
10代の終わり頃、ビックリハウス(パルコ出版)という投稿雑誌に出会って
また魂が呼び起こされ、さまざまなコーナーに向け作品づくりを、、といっても
大体は読むだけで、投稿はほんの数回。 その一つが回文だったのです。
今になってビックリハウスを検索してみると、オォ、、と驚く顔ぶれのコピーライター、
お笑い文化人が名をつらね、コーナーを持ったりインタビューを受けていたり。
表紙を描いたイラストレーター達しかり。こりゃぁ面白かったわけですワ。
パロディイラストのコンペも盛んな頃で、見るのは大好きでしたが、
自分で描くほどの気骨や力量はなく、お気軽参加型の言葉遊びの方がツボでした。
20代になり、いつのまにフェイドアウト。言葉遊び好きは年賀状のコピーなどで
続いていながらも、回文のことは、長いことその存在すら忘れ去っていました。
それが、昨年だか「うたばん」で、出演者名で作った回文を目にし、なつかしさと共に、
ちょっとちょっと回文なら私けっこう作れるわヨ、と眠っていた回文魂がムクムク。
そして、久々過ぎて勘が戻らない中ですが、先月15日この雑記コーナーで、
今度はイラスト付きという新しい試みでの、昔とった杵づかデビューとなりました。
いやぁ楽しいこと、楽しいこと。 作り方は、また明日。
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回文の日(火曜日)でもないのに、回文のお話。

● 私と回文

回文ってどうやって作るの?と
私からすると、文章のうまさにいつも感心させられる友人からの質問。
これは独特のコツと慣れがあるのかもと思いました。
そもそもは10代初めから言葉遊びが好きで、最初はゴロ合わせのダジャレばかり。
学校でも社会の教科書のお釈迦様の写真の横に おしゃかさまがしゃかさまだ 
などとメモっては、休み時間ごとに隣の席の子に発表してました。
多分教科書をさかさまに持って言ったはず。
もちろん、しゃかさまの「しゃ」と「さ」をあいまいに発音して。
(好きな科目の時はそんな事はしてなかったですネ)
その頃、深夜放送に葉書でダジャレや小ばなし(最後のオチで笑える短いお話)
を投稿するのが流行り始め、回り中(ごく一部?)誰が読まれるかと競争だった位。
ネタ帳まで作って、部活のない日の放課後、ネタ作りしたりしてました。
回文の話までたどりつきませんでした。
続きはまた明日。
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灯油がどんどん高くなり困りますネ。それで、この回文です。