朝焼け

am.4:27 こんな日の、こんな時間に、たまたま起きてて良かった。
2分後には赤味が引き始め、次に見た5時過ぎには、何もなかったかのような普通の空でした。

はす池

先週実家に行ってきました。一時間半は通勤通学で馴れっこなので
なにかにつけて出向いてますけど、2泊3日は久しぶり。
丸3日、パソコンを離れ、ネットと言えば携帯メールを少々だけ。
お仕事がある時ではこうはいかないけど、ないなら何も困らないことにハッとする。
パソコンが身近にあると、することがドッと増える。
増やしすぎ!(アナログ脳の身の丈に合ってない)と思う。のに、
帰って来るなりメール、ツイッター、そして更新を!と、今もこうして向かっています。
朝の散歩から帰った父がハスの花がすごいと言うので、洗濯後、蓮池へ。

なんて綺麗に。ハスの花は朝いきおいよく咲くというから、父の見た朝はどんなにか。
しかも梅雨の隙間。雨上がりのキラキラした朝でしたから。
トンボやアメンボが、蓮池の深い青空を泳いでいました。
いえたぶん深くはないのだけど、ここは、池というより沼なので。

遊歩道でぐるりと回れる公園に

分かれた池から片瀬山を望む

かつての原っぱはグラウンドに

この「はす池」。鵠沼(白鳥が飛来する沼)由来の唯一の
名残だとか。昔はもっと、まさに沼でした。自然のまんま。
葦やらの背より高い草がうっそうと生い茂り、
木には、つるやヘビの抜け殻が垂れ下がり、、
外から見えない基地をよく作った。
今の何倍もの広さの沼には、ザリガニ、後にも先にも
あんな物は見たこともない巨大なオタマジャクシ、
ウシガエル(親子か 笑)フナなど棲んでいました。
今はないけど田んぼも広がっていて、
タニシや普通のオタマジャクシやメダカを
泥だらけになってよくとった。
ウシガエルと山鳩の鳴き声、は、今もだけど、
昔はもっとドスの効いた地鳴りのような大合唱で、
馴れない人は、夜なんて恐いと思う。
私は最初から聞こえていたから。江ノ電の音と。
原っぱでは、お正月の凧揚げ、補助なし自転車の練習、、
ほんと、ここには幼い日々の思い出が一杯。
子供の頃 はす池で遊んでたっていう人とは、たちまち打ち解けられそうな。
誰にもそんなところがあるんでしょうね。 その話だけで飲みたいくらい。
その話だけで飲みたいお題は、ままあるけれど。笑

粉引きゴブレット

はい、今回も粉引きのゴブレット。もう6、7年でしょうか、ずぅっとです。
赤土で作り、白化粧土をかけ、かき落とし、透明釉をかけています。
赤土、白化粧土、透明釉という素朴な組み合わせなんですけど、
本体が無骨ゆえに、かかり具合 落とし具合でたくさんの表情が出ます。
ちっとも技術が上がらないのを逆手にとる方向に行ってます。自然と。笑

底だけ、白化粧も釉がけもしていない
スッピンで焼いた赤土の色。
いいなぁこの色も。
だめです。ほっとくとキリがないです。
形状についてもお話ししたいのを
がまんして、このへんで。

● クリストとジャンヌ=クロード展

いろいろと展覧会など観るのは好きなのだけど、あまり載せていません。
載せたいと思うこともよくあるのだけど、どうも出来ないですねぇ。
興奮して楽しんだものほど構え過ぎて記事にすることができないという非力。
さて、先日最終日の午後6時過ぎに滑り込んだのは、
これはぜひと思いつつ行きそびれていた「クリストとジャンヌ=クロード展」。
場所は、東京ミッドタウン・ガーデンにある 21-21 DESIGN SIGHT。
このデザイン・ミュージアムへは、浅葉克己さんの「祈りの痕跡。展」以来です。
それも大変心に残るものでしたが記事にできておりません。
外観も中の空間もロケーションも、とても気に入っているところです。
ずるずると最終日になっちゃって、、と反省していたのです。
せめて昼間の内に、、と思いながら、この朝 サイトをチェックしていたら、
夕方6時半から、今回の展覧会ディレクター柳 正彦さんによるギャラリーツアーが
あることを発見! これはありがたい。それでその時間に合わせて行ったのです。
はしょってはいけない展示内容とそれに対する感想を大胆にはしょって
結論を言わせていただきますと、最終日の最後の最後もいいものだ。です。
気が済むまで書いているとなかなか更新できないので、とにかく、
21-21 DESIGN SIGHTのエントランス越しの夜桜を載せて、続きはまた。
(追記)
お久しぶりです! 「最終日の最後の最後もいいものだ」と言い放っておいて、
なぜなら、、を書いていないことが、ず~っと気になっていました。
日があけばあくほど敷居が高くなるという、、自分の雑記なのに。笑
時間が経ったからといって、かっこいいことなどできません。スルッと締めます。
その前に(まだ引き延ばすか)、写真をもう一枚。

上の写真の右端の明るい足元。
こういうことになっていました。
本物の桜並木と抜き型の桜。
昼間はそれぞれに咲いていたのでしょう。
陽が落ちて、ライトアップされて、
一緒になったのね、と思いました。
解け合っていました。
さてようやく、最後の最後、、のお話。
わたしはこの展覧会に初めてで滑り込みだったわけですけど、
どうやら、最後にもう一度観たい!という方が大半だったのではと。
人数の多さもさることながら、そんなような熱気にあふれていたんです。
さらに、三宅一生さんはじめ、本展ゆかりの方々が集結されていた気配。
そしてそして、最後の最後の2時間だけ、特別に、
会場にモーツァルトが流れるという粋な計らいの中、ギャラリーツアー。
その曲というのが、クリストとジャンヌ=クロードが
いつもオフィスで流していた曲というのです。
最終日になっちゃって、、の反省はいずこへ。
エンディングレセプションに参加できたような、幸せな気持ちでした。
 *クリストとジャンヌ=クロード展の概要 (Click!)

● 春色のお菓子

陶芸アトリエにて

細長いのは、珍しいごぼうのお菓子。
フキのような食感。大阪のものだそうです。 
ごぼうというと、根菜として根をいただく
というイメージしかなかったけれど、
これは、地上の茎なのでは、、。
薄くて大きい葉っぱもそのままの姿で
砂糖漬けにされているのです。写ってないけど。
そのことが、やさしいお味以上の味わいでした。
そして、鎌倉小町通りの豆菓子屋「まめや」で見つけたお菓子は、季節限定 桜味。
柔らかいものにも見えますけど、サクッコリッの、ピーナッツが入った豆菓子です。
衣に、塩漬けの桜の葉がほどよく練り込まれていて、桜色に透ける緑が風流。
その香りとほのかな甘味が、、、うぅん、サクラ~~♪
どちらもお茶受けにぴったり。 にもかかわらず、日本酒でいただきました~。笑

● 4月ついたち~~!

新年度あけましておめでとうございます!
そして、ご進学 ご就職の皆さま、おめでとうございます!
進学 就職 転勤にともないお引越しをされた方、
初めての一人暮らしを始める方もいらっしゃいますね。
わたしの回りでも、さまざまなスタートが切られました。
みんな、心新たに、はりきっていきましょうね♪
1月1日は King ofついたち。 と言いました。
4月1日はQueen ofついたち。 でよろしいですか?

● 押し迫った週末

この岩場でカラスがたむろしている光景、初めて見ました。
年度末の顔合わせかもしれないですね。
動物がいると、何かいい動きをしないかチャンスを伺うのだけど、
今回ばかりは息をひそめてそそくさ引き揚げました。 だって、、
一斉に飛び立ったりしたら、、それは恐い写真が撮れると思う、けど、
見たくないです。 笑

● 要らない概念

ラー油は中華という概念を捨てる… と同じなのかどうなのか、
ファッションで、レディーはレディースの概念も要らないですね。
気に入った物のサイズが合えばいいんですものね。
メンズ好きの方もあるでしょう。 わたしの場合、キッズに目を光らせています。
大人モノにはないオモチャっぽい可愛い色が、色によっては結構良かったりします。

昨年手に入れたこのコットンのタートルニット。
色といい、今の季節にちょうどいいです♪
と言っても昼間だけですね。夕方からはまだ寒い!
キッズだけど、ちょっと大き過ぎでした。
母などマタニティーコーナーも見逃しませんよ。笑
とてもラクで着心地がいいそうです。
そういうふうに作ってありますからね。
いろいろ概念を取っ払うと、
見るところがたくさんで大変だけど、楽しいです。

● 桜咲く前にサクラチル

なかなか、望むようにはいきませんね。
結果が出るまでは いい事だけ考えるようにしていたのだけれど、
望まない結果が出てなぜそうなったか振り返れば、納得するほかない理由がある。
望みが叶わなかったことは、しょんぼりではあるけれど、
今あぶり出されている敗因こそ大事。お宝かもしれない、なんて思ったところです。
自分の足りないところ、弱いところ、良くないところ …。
ばく然としていたものが、今、わかりやすくクリアに浮き上がっています。
あれを身につけこれも学んで こんなスタイルでやってみたい! とか言えたりする。
                              まず言うだけは。
ダメな自分を思い知らされつつ、何がダメか教えてもらえたような気がしています。
ピッタリ合ってるかわからないけど、なんとなくでも合ってれば、
そこを良くしていけば今より良くなる。と思える。 思える(わかる)ことが嬉しい。
ほとんどが暗中模索なわたしには、ありがたいこと。

祖父から一才三ケ月の時に与えられた物。
お守りになりそうと祈ったけど叶わなかった後、
しみじみながめていろいろ考えてしまいました。
ゼンマイとも違いますよね、これ。
なんて言うんだろうコマを回す道具。
これだけなんです。コマは残っていない。
、、コマはわたし自身なのではないか。
「ションボリしてないで。回ったほうが楽しいよ。これで手伝ってやるから。」
といつもみたいに笑いながら、励ましてくれているのでしょうか。
(回ってないときはうなだれているから。コマは。)
そうか。こんな時のためのお道具だったのか。心強い。やっぱりお守りだ。
いくつになってもマゴマゴしてて、コマったマゴですね。笑