● 選択を続けるという選択

昨年12月9日に、長年愛用の炊飯器がついに使えなくなったお話をしました。 (Click!)
そして、炊飯土鍋 圧力鍋にも惹かれるけれど
注意力不足の私には炊飯器しか、、と見に行ったお話。 (Click!)
あれから2ヶ月半、、、どうしたと思いますか?  
私はホトホト、何につけても、あーでもないこーでもないと悩むタチだと、、。
いや否定形ではなく、あれもありこれもありで決定できない したくない。
圧力IHの炊飯ジャーを研究する内、真空内釜圧力IHの方が更に良いと、、
調べまくり見まくりに疲れた頃、店頭で2回、買いかかりました。笑
炊飯器一つがどれだけのことか?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
よく 人生の残り時間を想うたとえに「あと何回 桜が観られるだろうか」といいますよネ。
「あと何回 炊飯器を買えるだろうか」まで考えてしまう。笑
前のが23年近くもったから、あと、今回、次回、、、そう思うと、
心ゆくまで、決めずにいて、あらゆる炊飯生活を思い描いていたいわけです。
気付きました。決められない性格が発端ではあるけれど、いつのまに、
決める迄の思い描きこそが楽しいと思うようになり、
この心理が、ライフスタイルの隅々まで行き渡っているのです。
そのルーツと言える、決められない一番古い記憶は、小学5年生の家庭科のお裁縫箱。
規定の物が決まっていて、ブルー、ピンク、ぞうげ色の3色から選ぶ。
皆はさっさと紙を提出しているのに、悩んだ悩んだ。
ギリギリに提出して帰宅してからも、その選択でよかったのか、悩みに悩み、
翌日、意を決して職員室に行き、深刻な顔で(多分)担任の先生にその胸の内を話し、
「やっぱり、ぞうげ色にしたいのですが、、」と訂正してもらったのでした。
後悔するかもしれないと思うとなかなか決められない と言うと、
「後悔先に立たず」と言われたのを思い出しました。
今の学校問題を思うと、なんてどうでもいい直談判でしょうねぇ。
成績表の所見欄に、目先のことにこだわり過ぎる と書かれました。笑
そこまで迷ったから、今でもその3色の色は実にリアルに覚えています。
そして、そこまで迷って決めた物への愛着は強く、
この色にして良かった~♪と、ほれぼれ眺めながら使っていましたネ。
迷いに迷うけど、決めた後は、大のお気に入り。だいたいこのパターンです。
現在の炊飯生活は、またこんど。